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物損事故の記事

交通事故に遭った時、

被害者がけがをしたら「人身事故」として警察に届けますが、

もし、

被害者が治療費を加害者の保険会社から支払ってもらい、

納得できるのであれば、人身事故としての届け出をする必要はありません。

道路交通法では、けがをした人の人身事故届けは義務になっていますが、

自動車保険の支払いについては、

人身事故届けの有無は関係ないのです。

保険会社によっては、人身事故の届け出をしないと保険金を支払えないとする

人もいますが、そのようなことを言われたら、

「自動車保険の約款のどこに書かれていますか?」と聞いてみてください。

きっと答えられないと思います。(*_*)

さらに、加害者にとっては、免許点数の軽度の原点にしかならないので、

感謝されることがあるかもしれません。

その上、加害者から過失割合を譲歩してくれて、

被害者に有利な過失割合になることもあるかもしれませんね。(*^^)v

ただし、入院事故やそれ以上の重傷の場合は、

常識の範囲として人身事故の届け出は必ず行いましょう。



人身事故として届け出をする場合は、

事故から最低7日以内に警察へ届け出をしてくださいね。(*^^)b

人身事故として届けるのか、物損事故として届けるのかは、

被害者の意思にかかっているのです。(^_^)

対人賠償とは、

相手のけがの損害額に対する自分の過失分の補償のことをいいます。

一方で人身傷害は、

自分のけがの損害額に対する自分の過失分の補償のことをいいます。


例えば、被害者(Aさん)と相手(Bさん)の車同士が衝突し、

Aさん・Bさん共に大けがをしてしまったとします。

過失割合は、<Aさん:Bさん=20:80>で、

総損害額が、被害者(Aさん)が2000万円、

相手(Bさん)が1000万円だったとしましょう。

Aさんは対人賠償で、

1000万円(相手のけがの総損害額)×20%(被害者の過失)=200万円

Bさんへ賠償金を支払うことになります。

一方、Bさんには対人賠償で

2000万円(被害者のけがの総損害額)×80%(相手の過失)=1600万円

Aさんの賠償してもらうことになります。


このようにAさんは、総損害額2000万円のうち、

Bさんから1600万円支払ってもらいました。

では、残りの損害額400万円はどうすればいいのでしょうか。

Aさんは、この400万円(被害者の損害額2000万円×被害者の過失20%)を

自分のけがの損害額に対する過失分の補償として人身傷害に請求し、

支払ってもらいました。

これで、Aさんの総損害額2000万円は、

自己負担なく保険会社に支払ってもらえることになりますね!

ただし、人身傷害が付保されていなければ、400万円は自己負担になります。

 


【ポイント】


保険会社ごとによって特約は全く違います。

事故の被害者の患者様を治療する場合、

しっかり保険会社の特約を調べてもらいましょう!(*^^)b